編集コンセプト
大型バイク専門誌として1994年に創刊

1994年9月6日発行の創刊号。巻頭特集「今買えるビッグマシン144」が象徴するように、「大型バイク専門のバイヤーズガイド誌」が本誌の原点です。その編集コンセプトはいまも受け継がれています。
まずは『ビッグマシン』の歴史を簡単にお話させてください。 創刊は1994年の夏。2輪バイヤーズガイド誌『ヤングマシン』の姉妹誌として、産声をあげました。当初は季刊発行でしたが、'95年6月号から隔月刊、'96年2月号から月刊となり、今日に至ります。
創刊時の編集コンセプトは「大型バイクに特化した正統派テスト誌」「昨日、大型二輪免許を取得した人でも、わかりやすく、楽しめる大型バイク専門誌」というものでした。要は、バイクや用品を買いたいときに、みなさんが最初に手にとってくれる雑誌でありたい……と。
その後、「購入したバイクをもっと楽しむための情報」がみなさんに支持され、ライテク(ライディングテクニック)やメンテナンス、ツーリングノウハウなども特集の柱になりました。そこで、現在は本誌の両輪として、以下の編集コンセプトを掲げています。
- 失敗しないモノ選びのための「正統派テスト誌」
- いつまでも安全に楽しく乗り続けるための「実践ノウハウ誌」
あなたにピッタリのバイクやパーツ、用品がある!
「正統派テスト誌」として大切にしているのは、ミスマッチ防止です。もしかすると、ちょっと横柄な言い方に聞こえるかもしれませんね。
多くの方は「自分でお金を出すんだから、好きなものを買って何が悪い」と考えているでしょう。その通りだと思います。ただ、見た目やイメージだけで購入しても、相性があわなければ、徐々にそのモノ(バイクや用品など)を使わなくなってしまいます。バイクのみならず、何でもそうですよね。
これではバイクにとっても、オーナーにとっても不幸。こんなミスマッチをたくさん見てきたからこそ、ミスマッチを防止したいんです。そのために、経験豊富なテスター陣がユーザー視点にたって、真面目に真剣にモノを評価しています。
この点では「結婚相談所」のような役割といえるかもしれません。商品の生い立ち(開発コンセプト)や機能をしっかり理解し、その商品そのものの価値を浮き彫りにして、その商品を本当に望んでいるユーザーさんとの出会いを演出する。本誌はいつまでも“よき仲人”であり続けたいと考えています。
あなただけのノウハウを創っていただきたい!

編集長・梶 浩之
創刊メンバーのひとり。'05年4月号から編集長。
スポーツツーリングをこよなく愛し、1日に数百km走破することも。誌面で取り上げる新車の試乗も欠かしません。
ライディングが上達するほど、バイクに乗るのが楽しくなってきます。この「上達」をサポートしたくて、これまでに様々なライテク企画を展開してきました。講師は柏秀樹、新垣敏之、SRTT内藤、和歌山利宏、丸山浩といったプロライダーの面々。豊富な経験を通して培ってきたノウハウを、惜しげもなく提供していただいています。
その一方で、「○○さんはこう言っているけど、○○さんは違うことを言っている」……など、矛盾があると受け取られることもあります。しかし、物理の法則とバイクの仕組みが根本的に変わらない限り、ライテクの本質も変わりません。つまり、講師各々の経験や意識のおき方、体格などによって「表現」が変わっているだけなんです。そのなかに、みなさんが「ピンと来る」あるいは「府に落ちる」表現があるのではないでしょうか?
それらをひとつずつ試し、納得できるものを取り入れていくうちに、あなただけのノウハウができあがっている——それが理想だと思います。
ここで缶コーヒーを思い浮かべてください。上から見れば丸、横から見れば長方形ですよね。味についていえば、苦いとか甘いとか……。ライテクの本質をこの缶コーヒーに例えれば、今回は上から見た特集、今回は横から見た特集、今回は味にこだわった特集といった具合になると思います。いろんな切り口で見るからこそ、より立体的に「ライテクの本質」が理解でき、あなただけのノウハウも創られていく。こんな好循環が生まれることを、本誌は目指しています。
バイクライフの羅針盤でありたい
バイク専門誌として膨大な情報に触れ、バイクづくりの変化を見てきたからこそ、みなさんがうっかり見逃しがちな「商品の価値」や「バイクの楽しみ方」といったものに気付けるような気がします。これらをベースに、みなさんのバイクライフをいっそう豊かにする情報を提供するのも、本誌の使命だと考えています。
そのために、我々自身が買って、乗って、遊びまくる。個性豊かなスタッフたちがそれぞれ感じたことを大切にする。こうしてバイクとともに過ごした「感動」をみなさんと共有したい、そして「バイクに乗っていてよかったなぁ」とひとりでも多くのライダーに感じていただきたい——これこそが本誌の根本的な願いです。
さらに言うなら、「通常定価880円は安い」と思っていただけるように、定価以上の価値をご恩返ししていきたいと考えています。みなさんが本誌を買ってくださってこそ、期待以上の価値を提供できるのですから……。
編集長・梶 浩之
ビッグマシン概要
- 発売日:
- 毎月15日
- 通常定価:
- 880円(税込み)
- サイズ/ページ数:
- A4変型(235×297mm)/196ページ基本
- 創刊:
- 1994年9月6日
- 発行所:
- 株式会社 内外出版社




