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CBR1000RRファイアーブレード HONDA

CBR1000RRが20周年のフルモデルチェンジ

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1992年にCBR900RRが誕生してから来年で20周年。きっちり2年毎にモデルチェンジとフルモデルチェンジを繰り返し今回で10回目、フルモデルチェンジを実施した。'12年モデルは周年モデルということもあり、原点である「total contorol」というコンセプトを打ち出してきた。この意味を初代~6代目までのプロジェクト・リーダーである馬場忠男氏は、「操ることを最大限に満喫する」と説明した。公道での扱いやすさを犠牲にせず、過激なレーサーレプリカとは一線を画すこの考え方を2012年モデルで再び取り上げたのは、ホンダのスーパースポーツに対する今の姿勢を体現している。

'12モデルのCBR1000RRはパワーアップや軽量化を果たしていない。かつて'08モデルがピークでこれ以上性能アップしないとヤングマシンで報じた事があるが、実際その通りとなった。車重は1㎏アップの200kg、最高出力は178ps/12000rpmのまま。ライバルがこぞって装備するフライ・バイ・ワイヤーやトラクションコントロールもなし、本当に必要なものだけに絞るとCBR1000RRになるわけだ。

'12年モデルで実施された変更は5つ。最も大きく変わったのスタイルと足まわりだ。外観は従来の丸みを帯びた有機的なラインから直線的な尖ったデザインに刷新。足回りは乗り心地がよくしっかりと腰を出すことができる新構造の前後サスを採用し、新デザインのホイールをセットした。さらにエンジンのドライバビリティを改良し全面液晶の多機能メーターを投入。これに従来モデルから第2世代の電子制御ステアリングダンパーやスリッパ-クラッチを継続、コンバインドABSもオプション設定する。


STYLING スタイリング

軽量コンパクト、マスの集中を表現したデザインの従来モデルからバイクらしいスピード感と躍動感をアピールする新型。より睨みを効かせたヘッドライトが大人しい印象だったCBRを力強い表情に変化させた。


VFR1200FやCBR250Rで採用したデザイン性の高い外装のレイヤード構造を新型CBR1000RRにも投入。面構成を重ねることによって空気の流れをコントロールしエンジンの冷却性能向上にも貢献する。


SUSPENSION サスペンション

リヤのユニットプロリンクサスに2輪車では初の「バランスフリーリヤクッション」を採用。ショーワ製のリヤショックで従来のシングルチューブレイアウトに代わるダブルチューブ構造を開発した。


従来のクッションはメインとサブの2つのバルブから減衰力が発生していたが、新型ではサブバルブを無くしてツインチューブ構造の中でコントロールし、より安定したダンパー性能を発揮する。このクッションは2010年に鈴鹿8耐と全日本ロードレース選手権で実戦投入されている。


フロントにはGSX-R1000やZX-10Rも採用しているφ43mmのビッグピストンフロントフォークに変更。文字通り大きなピストンを備えることによりサスが伸び縮みするときの油圧を軽減し接地感がアップする。またハンドリングとブレーキング時の安定性も向上する。


WHEELS ホイール

アルミキャストホイールは従来の3本スポークから12本スポークの新デザインを採用。新型サスペンションとの組み合わせでハンドリング性能アップに貢献する。また走行時にホイールの回転角度によって強度の変化が出にくいため剛性アップにつながるのだ。


STEERING DAMPING ステアリングダンパー

電子制御により高速時はダンパーが効いて安定性が増し、低速時はダンパーを働かなくさせてステアリングを軽快にするHESD(ホンダ・エレクトロニック・ステアリング・ダンパー)を継続採用。HESDは'08モデルから第2世代に進化している。

'04モデルから、'07まで採用された第1世代のHESD。


BRAKES ブレーキ

従来同様フロントはφ320mmのダブルディスクにラジアルマウントの4ポットキャリパーを採用。前後連動のコンバインドABSはブレーキ・バイ・ワイヤー方式のフル電子制御だ。CBR-RRにしか使われていないスーパースポーツ専用のハイクオリティABSを継続採用する。


FULL LCD INSTRUMENTATION フル液晶メーター

従来のアナログタコ+液晶からフル液晶に進化したメーターは、右から左に伸びるバーグラフタコの他、スピード、水温、ギヤポジション、燃料消費量、燃費、時計など多彩な表示が可能。シフトインジケーターはエンジン回転の上昇に合わせて200~400rpm刻みの5段階で点灯する。点灯する回転数も4000~13000rpmで任意に設定可能だ。


タコメーターは現在の回転数までが黒く表示されるConventional(コンベンショナル)、残りの回転余力が黒く表示されるReverse(リバース)、現在の回転とともに最高回転数を1本のラインで表示し続けるPeak Hold(ピーク・ホールド)、1本のラインのみが回転を示し続けるSingle Segment(シングル・セグメント)の4モードで表示可能だ。さらに、オドメーターをエンジン回転計に切り変えることもできる。


ラップタイマーは、ラップタイムと燃料消費量、ラップタイムと平均燃費、ラップタイムと走行距離、トータルの経過時間の4モードで表示、いずれも現在の周回数と同時に表示する。


ENGINE エンジン

水冷並列4気筒DOHC4バルブエンジンは従来と変わらず。ボア76×ストローク55.1mmの999ccでシリンダーにはニッケル・シリコン・カーバイドをコーティング。2012年モデルはPGM-DSFI(プログラムド・デュアル・シーケンシャル・フューエル・インジェクション)のセッティングを変更。特に開発者が注意を払ったのは公道のワインディングなどで多用する低開度域のレスポンスで、より繊細で扱いやすくしている。そのためにアクセル開度25%までの出力を下げることでコントロール性を改善、そこからワイドオープンした時にはパワーが発揮されるようになっている。よりライダーの意志に正確に応えることで、高い運動性を実現することに成功している。


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アシストスリッパ-クラッチはRC212Vと同タイプを従来モデルから継続採用。加速時はよりクラッチが圧着し、減速時にはクラッチ圧着が弱くなりエンジンブレーキを緩和してくれる。


COLORS カラーバリエーション

パールサンビームホワイト(欧州)

ビクトリーレッド(欧州)

グラファイトブラック(欧州)

パールホワイト×ブルー×レッド(北米)

ブラック(北米)

レッド(北米)


主要諸元

■全長2077 全幅826 全高1135 軸距1407 シート高820(各mm) 200/211kg(装備)■水冷4スト並列4気筒 DOHC4バルブ 999.8cc 178ps/12000rpm 11.4kg-m/8500rpm 燃料タンク容量17.7L■ブレーキF=Wディスク R=ディスク タイヤF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ※欧州仕様





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